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バイオ施設を考える


by p3sisetu
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公聴会

公聴会に参加されたみなさま、お疲れ様でした。

◆公聴会の模様を伝える報道記事↓ 毎日新聞 2008年7月6日 地方版

武田薬品:新研究所環境評価で公聴会 住民の反対意見相次ぐ--藤沢 / 神奈川  

◇「ずさんな内容で不安」 
 武田薬品工業の新研究所(藤沢、鎌倉両市)の環境影響評価手続きで、住民らの意見を聴く公聴会が5日、藤沢市弥勒寺の村岡公民館であった。5月に知事へ出した意見・見解書などで、人体に危険性がある微生物を扱う「P3レベル」実験施設に関し安全性を強調する同社に対し、出席者からは「環境アセスメントとは言えないほどずさんな内容で不安」などと反対意見が相次いだ。

 公聴会には両市民約200人が出席。建設予定地から3キロ以内に住む無職、木村直人さん(60)ら21人が「予定地周辺は住宅密集地で、学校や病院もある。私たちはモルモットではない」「実験動物の死骸(しがい)で汚染された排水が江の島に流れるのは湘南人として耐えられない」などと意見を述べた。地震や大気・土壌汚染の対策に対する疑問も相次いだ。

 一方、同社の大川滋紀取締役らは「みなさんご心配の病原体は現在は持っていない。しかし将来の約束まではできない」と陳述。これに対し住民側は「前に聞いた説明と同じ」と反発。「何で話し合いのテーブルにつかない?」と怒号も飛ぶ中、閉会した。(永尾洋史)

毎日新聞 2008年7月6日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080706ddlk14040092000c.html

〔補足説明〕
 公述人21人全員が批判的意見の持ち主。推進派の発言は一人もなし。開けてビックリ玉手箱。県の姿勢は公述人には各自10分の発言しか認めないのに、武田薬品には20分の発言を保障するもので、明らかに武田薬品寄り。公聴会とは住民の意見を県が聴くための制度ではなかったのか。そこで、山影冬彦は県を相手に重大な決意を固めた。

  なお、公聴会当日、会場に記者を取材派遣したのは、「毎日」・「神奈川」・「朝日」の3社(他にミニコミ紙の「タウンニュース」)で、上記事の「毎日」の他に「神奈川」も翌日の地方版に小振りながら記事を載せたが、「朝日」だけは載せなかった。
 不審に思い、「朝日」の湘南支局(0466-26-4911)に問い合わせたところ、紙面の都合上ということだった。武田問題に関して住民の動きを報道する姿勢はないのかと尋ねたところ、住民の半数以上が反対するようになれば記事にするかもしれないという答えが返ってきた。新聞報道機関としての社会的使命感を欠落したあまりにもひどい答えだったので、もう「朝日」を購読するのを打ち切ることにした。(by木村)



◆有志が作成したリーフ ↓
公聴会にて来場者に手渡し配布したものです (画像をクリックすると拡大します
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◆公聴会風景

傍聴者であふれかえった会場・村岡公民館ホール
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主催者・神奈川県 開会
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公述人 午前中は11人(各10分…時間が少ないことを抗議した人もあり)
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公述人 午後は10人(各10分…時間が少ないことを抗議した人もあり)
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公述人21人のあと、武田薬品から説明(20分…公述人の2倍)
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対話を求める市民たちの声を後に退場する武田薬品の関係者と県関係者たち
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◆公聴会終了後の住民集会 (村岡公民館地下 文化室)
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■今後の活動 お知らせ■
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by p3sisetu | 2008-07-05 20:28 | 会議