バイオ施設を考える


by p3sisetu
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# by p3sisetu | 2008-07-21 00:34 | 会議

公聴会の報告会

公聴会の報告会

7月12日に鎌倉の住民組織が立ち上がりました。
会の名称は、暫定的に「湘南の環境を守る会」と決めました。
藤沢の住民組織と手を携えて、武田新研究所問題に取り組むことを確認しています。

その会合で、
7月21日の武田任意説明会への対応をどうするかが話題になりました。
当日の午前に住民側の催しを持ち、7月5日の公聴会の報告会とします。

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# by p3sisetu | 2008-07-16 20:07 | 情報
三浦市三戸地区
発生土処分場建設事業アセス


  京浜急行電鉄株式会社による三浦市三戸地区発生土処分場建設事業は、武田薬品新研究所建設事業と並んで神奈川県環境影響評価条例で手続き中です。
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0806/004/index.html を参照のこと。

 この京急三戸処分場問題をこの場でとりあげるのは、ここが武田薬品新研究所建設の過程で生じる残土=「発生土」の受け入れ先と推定されるからです。初声町三戸地区には谷戸(低湿地のこと)が残されています。ここにはここにしか棲息していない生物や絶滅に瀕した生物が頑張って生命の営みを維持しています。こんな貴重な谷戸を、薬品製造工場跡地から掘り出され、どんな有毒物質で汚染されているか判らない未調査「発生土」によって埋め立ててしまおうという案が、水面下で進行していると推定されるのです。

 事実として当たっているなら、乱暴この上ない話ですが、鎌倉~藤沢の住宅密集地にP3レベルの遺伝子組換実験室を設置する計画を立てるような武田薬品のことだから、大いにありうることだと思います。湘南の西では埋蔵文化財を破壊しつつ近隣住民を苦しめ、東ではけなげに生きる小動物を絶滅に追いやって、自分たちだけは快適な研究所内で成果を競い合うというのが、武田薬品の基本姿勢のようです。

7月17日現在、アセスの手続きにおいて三戸処分場問題は、京急が提出した「予測評価書案」に対して住民が「意見書」を出す期間が終了したところです。「意見書」が10通を超えたことは確実です。今後は、「意見書」に対する「見解書」を京急側が用意することとなります。

 アセスの手続き上、「意見書」が1通でも出たことで、「公聴会」の設定は確実になりました。今後は「公聴会」の場での「公述人」の確保が急務です。半径1㎞の関係地域住民の中から一人でも多くの「公述人」がでることを期待します。

 武田の例にあるように、どんなにやっつけ仕事であっても「見解書」の作成には2カ月はかかるでしょう。その提出から1カ月の縦覧期間を経て後に「公聴会」が設定されるのがアセスの手続きですから、「公聴会」は11月頃になるかと予想されます。

それまでの間はじっくりと調査や学習を重ねて、「公聴会」に臨むことが肝要です。現地視察ツアーを組んでもいいかもしれませんし、絶滅危惧動物に関するシンポジュウムを現地で企画することも考えられます。講師には豊富な陣容がそろっています。

専門家によると、最大の争点は、県の絶滅危惧IB類にランクされているサラサヤンマの生息地としての当該地域の重要性を認めるか否かということになりそうだそうです。この争点は、日本全国のサラサヤンマファン~マニアから大いに注目を集めることでしょう。

 また、私見によれば、当該地域は、神奈川県も活断層として注目している引橋断層帯の延長線上に位置しており、そのことを京急側は隠したがっている模様が読み取れるのです。当該地域は将来的には「宅地開発区域」と位置づけられているだけに、この点も、後々重要な争点になっていく可能性があります。

 いずれにしても、武田薬品新研究所に係わるアセスを経験したばかりの者として、記憶に新しいそのアセス経験を活かす形で、この三戸地区発生土処分場建設事業に係わるアセスについて、側面からの助力を惜しまないことにしたいと思います。


意見書その1  神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能 宏さんが提出した意見書の内容をご本人の許可を得てここに紹介します。なお、この意見書は武田薬品の件とは係わらない、純粋に学術的な立場からのものです。

(仮称)三浦市三戸地区発生土処分場建設事業


          環境影響予測評価書案についての環境保全上の見地からの意見

 当該建設予定地における自然環境の重要性については、拙文「初声町三戸地区の谷戸の重要性」(自然科学のとびら、第13巻、第4号、26-27頁、神奈川県立生命の星・地球博物館、2007年12月15日発行)にて解説しましたが、今回の評価案を拝見したところ、当該地の重要性を過小評価しているだけでなく、評価根拠に重大な疑義があることがわかりましたので、ここに当該地がどうあるべきかという保全の方向性とともに意見を述べさせていただきます。

1 サラサヤンマの評価は適切か?

 トンボを専門とする研究者によれば、当該地は県の絶滅危惧IB類にランクされているサラサヤンマの生息地として重要であり、隣接する小網代が遷移によって乾燥化が進む現状においては、最優先で保全されるべき場所であると言えます。ところが、評価案ではサラサヤンマを当該地の代表種欄に掲載していないばかりか、当該地の個体を「多産地の小網代から飛来したもの」と推測し、当該地周辺に「広く生息環境が存在する」ことから建設による影響は少ないと結論しています。小網代では遷移が進んで開けた場所が減少し、サラサヤンマの生息には適さないことは素人目にも明らかです。また、評価案では当該地の1箇所でサラサヤンマを確認したとしていますが、個体数は示されていませんし、実際、トンボを専門としない当方のたった一回の調査においても、谷戸の底部の複数箇所でなわばりを作っている本種の存在を確認しています。評価案の結論は調査不足というよりも、当該地におけるサラサヤンマの重要性を意図的に矮小化しているように感じられますが、いかがでしょうか?もしこのまま建設が進められるようであれば、重要な生息地のひとつが消滅し、絶滅危惧IA類に移行する可能性が非常に高いと思われます。適切な評価を下すためにも、専門家による再調査を強く要望します。

2 シマゲンゴロウの評価は適切か?

 評価案では県の絶滅危惧IB類に指定されているシマゲンゴロウの生息を確認していますが、この種は水生昆虫の専門家の調査によれば近年の三浦半島からの記録は途絶えており、大いに注目すべき記録であると言えます。ところが評価案ではたった一回の記録であるにも関わらず、「当該地の周辺で発生したものであろう」と結論しています。小網代を含む周辺部からの近年の記録がない状況下で、なぜそのような評価を下せるのでしょうか?周辺部における調査が不足しているのであれば、予防原則の観点からも当該地での発生をまず想定するのが普通ではないでしょうか?この事実だけを見ても、評価案の絶滅危惧種に関する評価には問題があることは明白です。

3 ゴミムシ類の調査は十分に行われたか?

 当該地の湿地環境の規模から推定して多様な湿地性のゴミムシ類の生息が予想されますが、評価案によれば林縁付近に4箇所のベイトトラップを設置したのみで、谷戸底部のより湿った環境における設置地点が少ないように見受けられますが、いかがでしょうか?実際、当方はたった一回の調査で湿地性の種であるヒメホソナガゴミムシを記録していますが、評価案では記録されていません。少なくともゴミムシ類においては、湿地性ナガゴミムシ類の調査が不足していることは明白です。湿地性の種には必然的に絶滅危惧種が多く知られていますが、評価案における調査地点はこうした種が記録されるのを意図的に避けているように感じられるのは当方だけでしょうか?そうではないということであれば、適切な評価が得られるよう、専門家による再調査を早急に実施すべきです。

4 メダカの保全上の重要性は十分に理解されているのか?

 近年の分子遺伝学的研究によれば、神奈川県内に生息している南日本集団東日本型のメダカは複数の遺伝的単位に細分されることが分かっていますが、評価案では「南日本集団」としてひとくくりにしています。当該地のメダカからは、当方の分析により小田原産のメダカ(Subclade B-II in Takehana et al., 2003)とは異なるハプロタイプ(Subclade B-I in Takehana et al., 2003)がごく少数ですが検出されています。つまり、当該地は、B-I型ハプロタイプを持つメダカが自然環境下に生息する神奈川県でも希有な場所と言えます。評価案ではホタルとともに蟹田川に移殖する計画が示されていますが、ほとんど唯一とも言えるB-I型ハプロタイプを持つメダカの生息地を永久に失うことは、生物多様性保全の理念に照らして正しい選択と言えるのでしょうか?また、本来、メダカやホタルが生息していない蟹田川をビオトープとして造成する場合、蟹田川の現在の環境を大きく改変することになると思われますが、その影響評価は行われているのでしょうか?メダカやホタルの移殖が新たな生物多様性の破壊をもたらすとすれば、それは本末転倒ではないでしょうか?

5 神奈川県最大級の湿地環境としての評価をなぜ行わないのか?

 評価案では、建設による絶滅危惧種を含む生物種への影響は少なく、影響が大きいと評価されたメダカやホタルの場合でも、代替地の整備(ビオトープの造成)により保全的導入が可能であると結論づけています。しかしながら、神奈川県では湿地環境そのものが壊滅状態にあり、建設予定地の湿地としての規模は県内最大級であることは疑いなく、生物多様性保全の理念に照らせば真っ先に保全されるべき場所であることは明白です。開発計画を見直し、研究者の助言の下に、京急、県、地域住民が一体となって当該地を自然の大切やおもしろさを未来に伝えるための教材として活用されますよう強く要望します。







意見書その2 この意見書は、三浦市三戸地区発生土処分場建設事業について武田薬品新研究所建設事業と絡めて論じたもので、主に「土壌汚染」の項目に焦点をあてています。木村による作成なので、学術的内容に立脚するものではありません。

三浦市三戸地区発生土処分場建設事業
     環境影響予測評価書案についての環境保全上の見地からの意見

1.環境保全対策の目玉としての「蟹田沢ビオトープ」の問題点

 

「環境影響予測評価書案」359~360頁において、「蟹田沢ビオトープ」の整備がうたわれています。それは、当該事業における環境保全対策の目玉として位置づけられているようです。というのも、当該事業実施区域に隣接する「蟹田沢」に「ビオトープ」を整備して、そこに保護すべき小動物を移せば、彼らが生息していた湿地帯=谷戸を埋め立ててしまっても、十分にその代替地としての役割を果たすことができるという見込みとして語られているからです。しかし、この見込みは本当に実現できるものなのでしょうか。

 「ビオトープ」は一種の流行りのようで、各地で「ビオトープ」を名乗る施設ができていますが、まともに維持管理されているとは思えない面が目立ちます。そうした実例を目の当たりにすると、「蟹田沢ビオトープ」の整備計画が、絵に描いた餅以下の単なる環境アセス向け作文になるのでは、と危惧します。危惧する点を2つあげます。

①.設置時の環境整備について。動植物の種・数量・バランスが保たれるか? 捕食性小動物(例えば、サラサヤンマのヤゴ)の餌となるものもきちんと確保されるのか? また、そのバランスもどうか? 等々。心配なので、少し立ち入っておきます。

 そもそも、「予測評価書案」ではサラサヤンマの移植については述べられていない。これは、サラサヤンマへの影響がないと考えてのことなのか。そうだとすると、専門家の意見と食い違っている。専門家の意見の通りにサラサヤンマへの影響があるとすると、ビオトープへの移植は可能なのか? 可能とすれば、何尾のサラサヤンマが生息可能なのか? 専門家によれば建設予定地には相当数の成虫が生息しているそうだが、それらと比較してどの程度の生息数を見込めるのか?

  「予測評価書案」はメダカやホタルについては移植すると述べている。しかし、ビオトープの規模は建設予定地と比較して著しく縮小することは避けられないので、それに見合って移植の数も少数にならざるをえないが、そのことによる影響(例えば近親交配による遺伝的悪影響)はないのか? ないとすればその根拠、あるとすればその解決策を示していただきたい。また、そもそも「予測評価書案」ではメダカやホタルの生息数が示されておらず、集団の遺伝的構造も明らかにされていない。そのような個体群の一部を小さなビオトープに移植することに問題はないのか? ないとすればその根拠、あるとすればその解決策を示していただきたい。

②.設置後の維持管理について。維持管理に年間どのくらいの人手と予算が必要なのか、「予測評価書案」ではボランティアを活用するとあるが、維持管理できるだけの人員を確保できるあてはあるのか。また、維持管理の最終責任はだれか、どこか? 観察や報告を義務化できるか? 報告先をどこにするか? 等々。

 これらの危惧を解消できないと、「蟹田沢ビオトープ」整備計画は、保護すべき小動物を生息地から追い出してそこを埋め立ててしまうための口実にしかすぎないものになります。それは環境保全対策から環境破壊対策へと簡単に変質してしまうものなのです。よほどの熟慮が必要です。


2.受け入れ発生土について


 現在日本の各地に産業廃棄物の山ができています。不法投棄の例は後を断ちません。自治体の監視には限界があるという例が多いのです。監視しない自治体さえありそうです。発生土処分場が転じて産業廃棄物処理場と化さないように、環境アセスメントの段階から注意を喚起しておく必要があります。

①.大気汚染や水質汚濁はもちろんのこと、特に土壌汚染については事前の調査を入念に実施して、現況の把握に務めておくこと。この点、「環境影響予測評価書案」が、「供用時に搬入される土砂には有害物質を含まないこと」(97頁)を希望的・無警戒的に想定して、土壌汚染の項目を選定しないことについての理由としているのは、理解に苦しみます。これでは悪質業者につけ入る隙を与えるだけです。このような甘い想定を改め、警戒心を惹起して、土壌汚染の項目を選定し直し、早急に調査を実施すべきでしょう。

②.供用開始後は、受け入れ発生土の調査をこまめに行って、未調査のものは受け入れないという毅然たる姿勢が必要です。なお、偽装列島日本の現況では、未調査のものを調査済みと偽るような不埒な行為も生じかねない状況ですので、その対策を講じておく必要があります。ワーストワン姉歯物件の傷跡も生々しく、偽装生コン入りマンション建設ラッシュに揺れて、今や偽装の名産地と化しつつある藤沢市から出る発生土については、特に警戒が必要です。

③.念には念を入れて、発生土がどこからのもので、どこへ埋め立てたかを完全に記録し、保存しておく必要があります。例えばアスベスト等のように、その時点では有害性が判っていなくても、後から判るものがあります。それが判った時点で、いつ、どこからのものが、どこに埋められたかを、検索できるような態勢をあらかじめ整えておくことも必要です。むろん、途中でまざらないように受け入れることが前提です。受け入れ状況は三次元画像処理で記録しておくとよいでしょう。そうすれば、途中で混ざってしまったり、責任があいまいになるのを防ぐことができます。発生土処分場を造成するには、これくらいの警戒態勢が欠かせません。


3.活断層隠しの疑惑について


 「環境影響予測評価書案」では、「三浦市には、北から南下浦断層帯、引橋断層帯が分布しているが、実施区域内には上記の断層は存在しない」(55頁)と断定しています。これは、本当でしょうか。とても信じがたい断定です。

「断層は存在しない」と断定する論拠になっているのが、56頁の「図3-2-22 実施区域周辺等の地質図」です。この図に拠る限り、引橋断層帯が油壷に抜ける形になっているので、「実施区域内には上記の断層は存在しない」ことは確かですが、図自体が信憑性に欠けます。図の出典は「「三浦半島地質図」(1991)横須賀市自然博物館」です。この出典の作成者に問い合わせたところ、引橋断層帯については引橋~油壷間の現地調査を済ませたわけではなく、いわば試作的なものという返事でした。発表の年も1991年であって、1995年の阪神淡路大震災以前のものです。阪神淡路大震災の教訓からこれ以降活断層についての研究調査が格段に進み、その成果を反映させる形で神奈川県も「神奈川県の活断層」を発行しています。それによると、引橋断層帯は三浦半島を東側から西北西方向に向かって横断すること3割程の引橋付近で止められています。そこから西側の相模湾側に抜ける線は未記入です。未記入なのは、活断層の不在を意味するのではなく、未だ確定した証拠をつかんでいないためと推測されます。このあたり一帯は谷戸が多く入り組んでいるため、現地調査がなかなか進まないのでしょう。

 引橋断層帯が北側に位置する他の断層帯と同様に西側の相模湾側に抜けるものならば、それは実施区域を通過する可能性が大であることは、「神奈川県の活断層」から容易に読み取れます。阪神淡路大震災以前のものでもあり、実地調査に基づくものでもない試作的資料を拠り所にして「実施区域内には上記の断層は存在しない」と断定することは、早計にすぎるのです。

 実施区域は完成の暁には「宅地開発区域」と位置づけられています。その意味では、埋め立て地であることに加えて、活断層の真上に位置するかどうかは、重大な関心事たらざるをえません。それだけに、信憑性に欠ける資料を根拠に「実施区域内には上記の断層は存在しない」と断定することは、活断層隠しを図るものと疑われても仕方がないでしょう。

  このような疑惑は京浜急行電鉄株式会社の社会的信用を失墜させるものです。

そのような疑惑を招くよりは、この環境アセスメントを好機として捉え、実施区域における活断層の存否を確かめるために徹底した地質調査を追加的に実施すべきでしょう。その結果をもとに、今後の土地利用計画を策定するのが、企業として賢い選択であり、また、その社会的責任を全うする所以かと思います。

 実施区域における徹底した地質調査の追加的実施がないままに「実施区域内には上記の断層は存在しない」という断定にこだわり続けると、京浜急行電鉄株式会社の社会的信用は低下していくばかりです。

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# by p3sisetu | 2008-07-12 08:21 | 意見書
いよいよ鎌倉住民組織の結成です

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# by p3sisetu | 2008-07-11 14:55 | 会議

武田薬品 追加地質調査

武田薬品より、追加地質調査 のちらしが
マンションの掲示板に、掲載されていたそうです。

連絡をいただいたので転載します。

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# by p3sisetu | 2008-07-11 12:15 | 情報

公聴会の記事

公聴会の記事
タウンニュース藤沢版です
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# by p3sisetu | 2008-07-11 07:09 | 資料
環境影響評価審査会傍聴報告

7月9日開催  それは三戸地区発生土処分場への関心を喚起するものだった。   

 7月9日の審査会では武田薬品の件は、分厚い資料は出たものの、実質審議をせずにわずか15分程度で終わってしまった。次回に7月5日の公聴会の報告を予定し、そこに審議を集中するつもりらしい。

せっかく傍聴したのに期待外れだったが、收穫もあった。武田薬品新研究所の件の代わりに、京浜急行が進めている三浦市三戸地区発生土処分場建設事業の件をじっくり聴くことができた。

三戸の件は武田の件よりは半年前からアセスの手続きを開始したものだが、当地特有の生態系をどのように保全するかでなかなか難しい面があって(「生命の星・地球博物館」学芸員・瀬能宏論文「初声町三戸地区の谷戸の重要性」を参照)、武田の場合のようにとんとん拍子には手続きが運ばなかった。手続き上まだ「意見書」の受け付けの段階だから、半年後から開始の武田に追い抜かれて、さらに半年弱の差をつけられた格好になっている。とはいえ、両者はほぼ同期に建設計画が練られたと見て間違いない。

この同期ということには大いに注目すべきかと思う。一方の武田は、一事業体が出す量としては膨大な量(20数万立方メートル)の発生土を外部に搬出する計画を立てている。他方の三戸は今後7年間にわたり220万立方メートルの発生土を受け入れる施設として建設されようとしている。ちょうど辻褄が合う。そこで、想像をたくましくした。

武田新研究所建設問題はさまざまな問題を抱える。とりわけ「土壌汚染」については、その調査をろくにしないで膨大な量の発生土をどこに持ち出そうとするのか、その受け入れ先が見つからないだろうと思っていたのだが、あった。三戸である。京急作成の三戸に関する「環境影響予測評価書案」を借りて覗き見したところ、案の定「土壌汚染」の項目が選定されていなかった。発生土処分場建設のアセスにおいて「土壌汚染」の項目を選定しないとは、呆れ返った話で、受け入れる発生土の汚染状況を調査しないということにほかならない。武田からの無調査発生土は三戸においてフリーパスで受け入れられる計画が練られていると見て間違いない。あまりにも辻褄が合いすぎる。

武田も京急もアセスに応じると見せかけて、その上手い抜け道を考えついたものである。もちろん、この抜け道は私企業だけでは難しい。県や市の役人による指導~黙認があってはじめて成立するものだろう。

 本拠地大阪に土壌汚染の「実績」例があるように、薬品製造工場として40年以上にわたって稼働してきた跡地からでる武田の発生土はさまざまな有毒物質によって汚染されているに違いない。そういうヤバイものであったとしても、三戸の谷間の一番奥底に埋め込んでその上を汚染のない発生土で覆ってしまえば、バレることはないと官民一体で知恵を絞って考えたものと推測される。

しかも、形の上ではアセスの手続きを踏んでいる。だから環境保全上は安心だと人心に訴えることもできる。アセスを隠れ蓑に使った実に巧妙な手口である。

この巧妙な手口にはひっかかるまい。三戸地区発生土処分場建設事業についての京急による「環境影響予測評価書案」に対しては、「土壌汚染」の項目を必ず選定して、現況のみならず搬入されてくる発生土の汚染状況をも調査するようにという内容の「意見書」を提出することにしたい。

このような「意見書」を審査会がどう受けとめるか、審査会の見識が問われている。傍聴を重ねて、見守りたい。

 なお、三戸地区発生土処分場建設事業についての京急による「環境影響予測評価書案」に対する「意見書」は、その提出期限が7月17日(木)必着という形で、迫っている。前掲の瀬能宏論文「初声町三戸地区の谷戸の重要性」を参照されるか、または、この拙文を読まれるかして、思いを同じくされる方がいれば、「意見書」の提出を呼びかけたい。「意見書」の数は一通でも多い方が、効果があると考える。なお、「意見書」の様式については、必要事項さえ記されていればよいので、例えばハガキにて提出することも可能。

http://www.pref.kanagawa.jp/press/0806/004/index.html を参照のこと。

(by木村)
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# by p3sisetu | 2008-07-10 18:12 | 情報
武田薬品による任意説明会情報

◆町内会で回覧された文書の複写  ※PDFファイル


                                                       
                                    2 0 0 8 年7 月4 日
ご近隣の皆様ヘ
                                 武田薬品工業株式会社

        新研究所の事業・運営等に関する説明会開催(ご案内)

拝啓 時下益々ご靖祥のこととお慶び申し上げます。
 平素は格別のご高配を賜りありがたく厚くお礼申し上げます。
 現在弊社では、皆様ご高承のとおり 新研究所建設に向けて、「神奈川県環境影響評価条
例」に基づく環境影響評価の手続中でございます。この手続きの中で、専門家の方による
「審査会」、 2 月開催の「説明会」、弊社「見解書」において、皆様のご意見にお答えして
まいりました。また7 月5 日には、村岡公民館で開催される「公聴会」において弊社の見
解を述べさせていただきます。
 今般 ご近隣の皆様に弊社事業へのご理解を一層深めて頂くため、下記により説明会を
開催いたしますので、ご案内申し上げます。
 なお この説明会は、弊社として任意に開催するものであり、条例等に基づくものではな
い事を申し添えます。
                                                 敬 具
                   記

1 . 日時  7 月2 1 日(月)   1 3 時3 0 分~ 1 5 時3 0 分
2 . 場所  藤沢産業センター6 階会議室
           藤沢市藤沢1 0 9 番地(湘南N D ビル)  T E L 0466-21-3800
           藤沢駅北口lより徒歩3 分 (ご来場には公共交通機関をご利用ください。)
3 その他  ご近隣の方(※) を対象としております。
         ※ 藤沢市村岡地区自治町内会連合会地域
         ※ 鎌倉市玉縄自治町内会連合会地域
        (地域外の方につきましては、入場・発言等でご不便をお掛けすることがあるか
         もしれません。あらかじめご承知おき願います。)

               【お問合せ先】 武田薬品工業株式会社
                         (担当:鈴木・ 倉橋 T E L 0466-20-2600)

                                                   以 上



◆任意説明会への対応は後日検討します。
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# by p3sisetu | 2008-07-08 09:49 | 情報

公聴会

公聴会に参加されたみなさま、お疲れ様でした。

◆公聴会の模様を伝える報道記事↓ 毎日新聞 2008年7月6日 地方版

武田薬品:新研究所環境評価で公聴会 住民の反対意見相次ぐ--藤沢 / 神奈川  

◇「ずさんな内容で不安」 
 武田薬品工業の新研究所(藤沢、鎌倉両市)の環境影響評価手続きで、住民らの意見を聴く公聴会が5日、藤沢市弥勒寺の村岡公民館であった。5月に知事へ出した意見・見解書などで、人体に危険性がある微生物を扱う「P3レベル」実験施設に関し安全性を強調する同社に対し、出席者からは「環境アセスメントとは言えないほどずさんな内容で不安」などと反対意見が相次いだ。

 公聴会には両市民約200人が出席。建設予定地から3キロ以内に住む無職、木村直人さん(60)ら21人が「予定地周辺は住宅密集地で、学校や病院もある。私たちはモルモットではない」「実験動物の死骸(しがい)で汚染された排水が江の島に流れるのは湘南人として耐えられない」などと意見を述べた。地震や大気・土壌汚染の対策に対する疑問も相次いだ。

 一方、同社の大川滋紀取締役らは「みなさんご心配の病原体は現在は持っていない。しかし将来の約束まではできない」と陳述。これに対し住民側は「前に聞いた説明と同じ」と反発。「何で話し合いのテーブルにつかない?」と怒号も飛ぶ中、閉会した。(永尾洋史)

毎日新聞 2008年7月6日 地方版
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080706ddlk14040092000c.html

〔補足説明〕
 公述人21人全員が批判的意見の持ち主。推進派の発言は一人もなし。開けてビックリ玉手箱。県の姿勢は公述人には各自10分の発言しか認めないのに、武田薬品には20分の発言を保障するもので、明らかに武田薬品寄り。公聴会とは住民の意見を県が聴くための制度ではなかったのか。そこで、山影冬彦は県を相手に重大な決意を固めた。

  なお、公聴会当日、会場に記者を取材派遣したのは、「毎日」・「神奈川」・「朝日」の3社(他にミニコミ紙の「タウンニュース」)で、上記事の「毎日」の他に「神奈川」も翌日の地方版に小振りながら記事を載せたが、「朝日」だけは載せなかった。
 不審に思い、「朝日」の湘南支局(0466-26-4911)に問い合わせたところ、紙面の都合上ということだった。武田問題に関して住民の動きを報道する姿勢はないのかと尋ねたところ、住民の半数以上が反対するようになれば記事にするかもしれないという答えが返ってきた。新聞報道機関としての社会的使命感を欠落したあまりにもひどい答えだったので、もう「朝日」を購読するのを打ち切ることにした。(by木村)



◆有志が作成したリーフ ↓
公聴会にて来場者に手渡し配布したものです (画像をクリックすると拡大します
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◆公聴会風景

傍聴者であふれかえった会場・村岡公民館ホール
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主催者・神奈川県 開会
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公述人 午前中は11人(各10分…時間が少ないことを抗議した人もあり)
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公述人 午後は10人(各10分…時間が少ないことを抗議した人もあり)
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公述人21人のあと、武田薬品から説明(20分…公述人の2倍)
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対話を求める市民たちの声を後に退場する武田薬品の関係者と県関係者たち
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◆公聴会終了後の住民集会 (村岡公民館地下 文化室)
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■今後の活動 お知らせ■
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# by p3sisetu | 2008-07-05 20:28 | 会議
武田薬品 公聴会 公述人21名

公聴会は武田薬品から健康と安全と文化を守るための重要な場です。

傍聴は自由で入場は先着順、会場の収容数は約270人です。
傍聴人には公述人有志の公述要旨集やリーフレットを用意します。すすんでお受け取りください。

7月5日(土)当日の時間割り
10;00~12:00 公述 1番から11番まで
12:00~14:00 昼食休憩(会場周辺は飲食店に乏しく要注意)
14;00~16:00 公述 12番から21番まで、+ 武田陳述


住民集会(問い合わせ先℡080-2092-3396)
公聴会終了後(16時前後)、公述人・傍聴人を交えた住民集会を村岡公民館の別室(文化室→多目的室)でおこないます。
なお、各室はP3施設を考える会の名で確保してあり、時間帯は次の通りです。
  文化室(地下)  15時~17時
  多目的室(3階) 17時~19時

会場への案内図 (会場の村岡公民館は藤沢駅下車徒歩約15分です。)
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/floor_0114.shtml
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(地図:鎌倉グループ作成ポスターより)

◆公聴会の概要を知らせる県のサイト
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0807/002/index.html
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# by p3sisetu | 2008-07-05 00:01 | 会議

学習会の案内

藤沢エコネットの学習会

連絡をいただいたので転載します

武田薬品研究所建設問題学習会
  7月3日(木) 18:30~20:30
  場所:藤沢市民会館、教養室
  お話:松井安俊さん(P2施設経験研究者)
  参加費:300円
藤沢エコネット http://comcom.jca.apc.org/econet/

松井安俊さん
日本科学者会議事務局次長
元・産業技術総合研究所
専門:環境科学

(by 青柳)
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# by p3sisetu | 2008-07-01 22:50 | 学習

公聴会リハーサルの報告

公聴会リハーサルの報告

本日(6月29日)は雨の中でしたが、公聴会リハーサルをおこない、
活発な意見交換がおこなわれました。

公述人には県から連絡があり、当日の予定がわかりました。
公述人は21人、プラスして21番の次に武田の口述があるとのことです。

7月5日(土) 時間割り
10;00~12:00 公述 1番から11番まで
12:00~14:00 昼食休憩
14;00~16:00 公述 12番から21番まで、+ 武田


16時ころ 公聴会終了後、住民側集会を公民館の別室でおこないます。
ぜひ、ひとこと感想を表明してください。
 
(by 平倉)

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※鎌倉グループ作成のポスターです
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# by p3sisetu | 2008-06-29 23:39 | 会議

公聴会リハーサル

   武田薬品新研究所建設問題に係わる
公聴会リハーサルのお知らせ



公述申出人のほとんどが未経験者と予想されるため、公聴会の練習会を設けました。なお、学習会も兼ねる予定です。

  
主催  P3施設を考える会

日時   6月29日(日)、午前9時半~12時

会場   藤沢市村岡公民館3階多目的室 


公述申出人はこの機会をご活用ください。また一般の方の参加も歓迎します。
なお、公述申出人でこの機会を利用される方は、その旨ご一報ください。
連絡先……080-2092-3396

◆関連サイト「山影冬彦の漱石異説な世界」
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/


   
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# by p3sisetu | 2008-06-24 17:00 | 学習
   武田薬品公聴会「公述申出書」提出締切り速報


「公述申出書」提出期限の6月23日の当日受け付け番号から推測すると、公述申出は20人に迫る勢いか   


提出の一例   「意見とその理由  山影冬彦の場合」

Ⅰ.意見

日本の医薬品業界を代表する武田薬品が信用失墜を招来するほど杜撰な環境影響予測評価書案を作成したことを率直に恥じて、湘南工場跡地での新研究所建設を自主的に断念することを要請する。断念する意思がない場合には環境影響予測評価書案の全面的なやり直しを求める。

Ⅱ.理由の本文

 次の諸項目にわたり、選定如何から調査・予測・評価に到るまで、脱法的言い逃れや杜撰極まりない扱いが目立ち、とうてい環境影響評価の名に値しない状態であり、その惨状は住民に対する説明会や住民の意見書に対する見解書においても改められることがなかった。万一こんないい加減な環境影響予測評価書案を認めるならば、神奈川県環境影響評価条例の根幹を揺るがせ、将来に禍根を残す事態を招くとともに、新研究所の工事や稼働によって地域住民への多大な健康被害や地域文化の破壊が生ずると懸念されるから。

Ⅲ.理由の諸項目(項目の分類は「神奈川県環境影響評価技術指針」を参考にした)

①大気汚染  様々な有毒物質が発生する多数の実験室からの大量の強制排気(換気)を一切考慮に入れていない点で、杜撰。化学物質過敏症をどうしてくれる?

②水質汚濁  実験系排水を公共下水道につなげることを理由に水質汚濁の項目自体を選定しない点で、専横。武田薬品による垂れ流しによって湘南海岸が水俣化する恐れあり。

③土壌汚染  薬品工場跡地としての土壌汚染調査をごく一部でしか行わないまま、膨大な量の土砂を掘り起こし、周辺に埃をまき散らしつつ外部に持ち出すという点で、傍若無人。

④悪臭  煙と臭いの出る実験動物の火葬場を町中に設置するという点で、無神経。

⑤廃棄物・発生土  迂闊に廃棄できないP3系・RI系廃棄物の処理を委託業者任せにする点で、無責任。発生土については③で言及済み。

⑥水象  ②絡みで、目前に流れる柏尾川の調査も省く点で、いい加減。

⑦植物・ 動物・ 生態系  人体に付着して侵入する動物への警戒心を欠如した点で、、無防備。

⑧文化財  埋蔵文化財包蔵地直上での工事がないと偽って文化財を選定項目から外し、前非を悔いることなく再び十二天遺跡を踏みにじろうとする点で、悪辣。

⑨安全  年末年始・年度末・海の季節の渋滞期間を外した調査で工事中の渋滞予測値を操作し、既存建物の危険物倉庫まで基礎免震だと装おうとした点で、卑劣。

⑩有害化学物質の排出抑制措置  創薬研究開発のための諸実験に有害化学物質が必要不可欠だという常識を尻目に、有害化学物質の排出抑制措置を選定項目から外す点で、厚顔無恥。

⑪遺伝子汚染防止措置  大阪府茨木市彩都の並のバイオ規制を逃れて人口が密集する湘南にP3遺伝子組換実験室を造ろうという点で、狡猾。この狡猾が、バイオ施設に関する「実績」詐称と、安全なら敷地内に社宅を造って体で示せという住民要求に対する敷地内社宅「実績」隠しを生む。老人や子供と親しく接する女の目はこの狡猾を見逃さない。

⑫地震等の自然災害による二次災害の防止措置  電気なしには有毒微生物の漏洩を防げない構造なのに大規模震災時に非常用発電装置が機能する保障がない上に、大量の上水なしには有害化学物質の漏洩を防げない構造なのに断水対策が皆無という点で、お粗末。

⑬ヒートアイランド現象の緩和に寄与する措置  秘かに研究実験空間と位置づけつつ屋上緑化を口実に、遺伝子組換植物の栽培やかつての麻酔剤用ケシか大麻の復活栽培が懸念される点で、疑惑。

⑭その他  P3やRIの実験室等、危険が懸念される諸点については省いたチラシを配って説明会を催すというやり方は、詐欺的。説明会において神奈川県環境影響評価条例の流れを説明した折、公聴会を抹殺したのは、越権行為。こうした詐欺的越権行為は、武田薬品の地元住民軽視の体質を如実に物語る。



〔神奈川県の公聴会担当部署への要望〕

 以上の諸項目のうち、時間の許す範囲において②・③・⑤・⑧・⑩・⑪・⑫・⑬・⑭等を選んで重点的に公述する予定だが、各人の公述時間を10分程度とする制約はあまりにも短すぎる。公述人希望者が多くてとても各人に割り当てる時間に余裕がないならともかく、全体の設定時間と公述人希望者の数を考慮して時間に余裕がもてる状態ならば、各人の公述時間を10分程度とする制約を緩和するよう善処されたい。そうでないと、地域住民の声をつぶさに聞いて環境影響評価に反映させるという公聴会の存在意義を損なうことになるのではないか。

 
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# by p3sisetu | 2008-06-23 16:02 | 出来事
藤沢市議会で一般質問 日程

「バイオ施設の安全性について」
植木市議が、一般質問するそうです。
6月24日(火) 3人目です。
傍聴しませんか。

※藤沢市議会 HP より --------
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/gikai/
 インターネット中継もあります。
http://gikaitv.city.fujisawa.kanagawa.jp/webtv/index.php

◆6月定例会の日程予定
6月 9日(月)  10:00  本 会 議 (議案の説明)
11日(水)  10:00  本 会 議 (議案の審議など)
12日(木)   9:30  建設常任委員会
13日(金)   9:30  民生常任委員会
16日(月)   9:30  文教常任委員会
17日(火)   9:30  総務常任委員会
18日(水)   9:30  議会運営委員会
20日(金)  10:00  本 会 議 (議決、一般質問)
23日(月)  10:00  本 会 議 (一般質問)
24日(火)  10:00  本 会 議 (一般質問)
25日(水)  10:00  本 会 議 (一般質問、議決など)

各本会議の日には、9:30から議会運営委員会が開催されます。
傍聴を希望される方は、議会事務局(市役所本館3階)までお越しください。
  電話 0466(50)3566   FAX 0466(24)0123
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# by p3sisetu | 2008-06-11 23:05 | 情報

武田「見解書」検討会

検討会
P3施設を考える会の主催で、武田「見解書」についての検討会を開催しました。
6月7日(土)午前9時半~11時
藤沢市村岡公民館3階多目的室
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会合のあと、ニュースを発行することにしました。
「公聴会」のことなどを、お知らせしたいと思います。
 ※ワードファイル  PDFファイル
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武田薬品工業(株)のP3施設は安全性は?
藤沢市と鎌倉市境にある武田薬品工業(株)工場跡地に同社の研究所が建設されることになり、今年の2月に周辺住民を対象に、環境予測評価の説明会が行われました。
この中でP3実験施設(注1)があることがわかりました。
そこで学習会を開き、情報を共有するための「P3施設を考える会」を立ち上げました。

話し合いの結果
・周辺住民に安全な研究施設であってほしい。
・未知の研究に対する配慮を知りたい。
・企業を誘致した市や県の情報を知りたい。
・企業と市(住民)の協定を考えたい。
など多く意見がでました。
今後は多くの市議&市民に関心をもってほしいので、学習会などを企画します。

また、環境影響予測評価書案に対する「意見書が」25通出されました。この意見についての武田薬品の「見解書」が現在縦覧中です。
この「意見書」や「見解書」のやりとりをもとに、公聴会が下記のように開催されます。
当日はあらかじめ公述人として登録された人しか発言できませんが(注2)、傍聴は自由です。自分たちの安全が確保されているか、傍聴に行きましょう。

公聴会開催
     7月5日(土)午前10時~午後6時
     藤沢市村岡公民館ホール


◆公述人の登録を希望される方は至急事務局まで連絡ください。
相談したいことがあります
連絡先;事務局℡080-2092-3396

「P3施設を考える会」はどなたでも参加できます。
次回の日程・議題ともに未定ですが、決定次第連絡します。
皆さんの参加をお待ちしています。

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# by p3sisetu | 2008-06-07 23:45 | 会議

武田「見解書」検討会

   武田「見解書」検討会


 6月7日(土)午前9時半~11時、藤沢市村岡公民館3階多目的室にて、P3施設を考える会の主催で武田「見解書」についての検討会を開催します。

 なお、不明な点はP3施設を考える会事務局℡080-2092-3396までお問い合わせください。
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# by p3sisetu | 2008-05-31 16:37 | 学習
   武田見解書縦覧開始・公聴会開催決定


見解書縦覧期間     5月23日(金)~6月23日(月)
                見解書の貸し出し制度あり

公聴会開催日時・場所 7月5日(土)午前10時~午後6時
                藤沢市村岡公民館ホール

公述人申出期限     提出書類必着にて6月23日(月)まで



上記の見解書・公聴会関連の詳しい情報は、神奈川県のページへ
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0805/069/index.html
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# by p3sisetu | 2008-05-23 20:45 | 出来事
   迷走する学習院のP3施設

「学習院大学自然科学研究棟(仮称) 近隣説明会」報告
5月11日(日)10:00~15:30 学習院輔仁会館西館 参加者約百人 
報告者・木村
  
 前回の説明会と同様、今回もまた会の冒頭、学習院側から、造る実験施設はP1レベルであり、P3レベルではない旨の打ち消し発言があった。今回は理学部教授の出席もあり、講義担当者としての、時間もかけての、安全性の強調があった。すなわち、予定している遺伝子組換実験はP1レベルのものであり、「人に感染して病原性を示すウィルス、細菌等を用いた実験はしません」から、安全である、地域住民に害を及ぼす恐れはないとして、安全性が強調された。
 
 他にいろいろ説明があって時間もだいぶ経過し、昼飯時もすぎていたから、この安全話に納得して帰った方もいたかもしれない。だが、この話には重大な見落としがある。

 「人に感染」することがないから「病原性を示す」こともないという意味で安全だとみなされていた「ウィルス、細菌」が、何らかのきっかけで突然「人に感染して病原性を示すウィルス、細菌」に変化してしまうのが、遺伝子の世界でみられる現象である。この現象は、近年の鳥インフルエンザウィルス騒ぎで記憶に新しい。

 この現象は、自然界における突然変異によっても起こるが、人為的な遺伝子組換によっても起こりうる。その場合の遺伝子組換は、ことの性質上、P1レベルのものである。なぜなら、P2やP3レベルはもともと安全でない「ウィルス、細菌等」を扱うからにほかならない。

 安全な「ウィルス、細菌等」を扱うP1レベルだから安全だという一見明快にみえる議論は、安全なものが危険なものに変化するという遺伝子界特有の現象への警戒心を欠く点において、もとより危険なものを扱う心構えが不可欠なP3施設の場合よりもかえってより危険とさえいえるのではないか。学習院理学部の諸教授によるP1レベルの安全性についての過度の強調には、この種の疑念を感じずにはいられない。こんなに警戒心のない人々が担当するのでは
P1レベルでも危ないと思わずにはいられない。

 だが、疑念はそれだけにはとどまらない。午前10時から始まって午後3時半までつづいた説明会の半ばをすぎた頃に、ある質疑応答を契機にして、造る実験施設についての説明に異変が起こった。それまでは、学習院は造る実験施設はP1レベルであり、P3レベルではないと説明していた。ところが、その実験施設には、安全を期するために、加圧滅菌装置としてのオートクレープと陰圧作業台としての安全キャビネットを設置すると説明を付加したのである。

病原体を「物理的に封じ込める」装置としてのオートクレープと安全キャビネットはP1レベルの実験室には設置を義務づけられてはいない。それらの設置が義務づけられているのは、P2レベルの実験室であり、この2つの装置がP2レベルの指標をなしてもいる。したがって、造る実験室として学習院が予定していたのは、P1レベルではなくてP2レベルだったということになる。

 こうして説明会の前半で強調された、造る実験施設はP1レベルであり、P3レベルではないから安全であるという説明が、もろくも崩れた。学習院はP2をP1と偽って説明していたのである。

 振りかえると、ことの発端は、造る実験室がP3施設だという情報を学習院側が住民に伝えて、住民の反発をかったことによる。反響の大きさに慌ててか、学習院は造る実験施設はP1レベルであり、P3レベルではないと訂正したのだが、そこにも偽情報を紛れ込ませていた。鎮静効果をねらってか、本当はP2なのにP1と偽って訂正した。この訂正は偽りだから、偽装である。こういう姑息な手を使うから、事態はよけいこじれることになる。

 このように偽情報にさらされたのでは、住民はたまったものではない。最初はP3だと驚ろかされて、次はP1だとサバをよまれて、じつはP2でしたとなった。しかし、本当にP2どまりなのだろうか。P3→P1→P2と振り回されただけに、本当はやはり最初のP3なのではないかという疑念は拭いがたい。

事実、それを疑わせる建物構造の情報がある。住民が実験棟の設計図の略図を見せてもらったところ、前室付きの実験室らしきものがいくつかあったという。学習院側の説明では、それらはP3実験室ではなく、か弱いノックアウトマウス飼育用等の工夫だそうだが、仮にそうだとしても、その前室付きの部屋にオートクレープと安全キャビネットを持ち込めば、基本的にはP3実験室の要件が整うことになる。要するにその気になりさえすれば、いつでもP3実験室に切り換えることができるように設計がなされているのは事実である。

 住民が学習院に疑いの眼を向けるのは当然だろう。学習院は説明会の資料に文字を大にして「P3施設は今後も決して保有しません。従って、P3レベルの実験は行いません」と記しているが、P3→P1→P2というふうに今まで何度もPXのXを変えてきたことから、これを信用しろというのが土台無理である。信用は、学習院という看板によってではなく、嘘をつかない、小細工をしない、誠実な姿勢・行為によってえられる。P3施設の迷走ぶりからみて、今の学習院は社会的信用を失っていると断じるほかない。

 それでも、学習院が質疑応答における説明不足・回答不足を認めて、再度説明会を開き、それまでは工事を強行しないという姿勢であれば、まだ住民からの信用の回復の機会があったかもしれない。しかし、学習院は自らその機会を断ち切った。説明会の終了と5月19日からの工事の着工とを宣言して、納得のいかない住民を残したまま席を立った。

 昼飯抜きの5時間半におよぶ質疑応答だったが、生活と生命にかかわる事柄だけに住民は真剣だった。終わった時にはさすがに空腹を覚えた。けれども、それはさわやかな空腹だった。目白の住民とは同じくP3施設に取り組む者としてこれからも交流を深めて行きたいと思う。
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# by p3sisetu | 2008-05-12 11:34 | 出来事
   目白学習院の実験棟は本当にP3施設でないのか?

「学習院大学自然科学研究棟(仮称) 近隣説明会」報告
4月25日(金)18:30~21:50 学習院創立百周年記念会館3F小講堂
報告者・木村
  
 説明会の冒頭、学習院側から、造る実験施設はP1レベルであり、P3レベルではない旨の打ち消し発言があった。2月の住民への説明の折に担当者の一人がP1をP3と言いまちがえて伝えたのが発端となって、記者による取材をいくどか受けながらも、『アエラ 3月17日号』の「学習院の時代錯誤」記事にまで発展してしまったもので、掲載記事については現在訂正を要求しているところだという。
 同記事を読み、目白の住民に同情を寄せ、遠方の湘南から駆けつけた者としては、狐につままれたような話で、学習院さん、それはないでしょう、という感慨をもったが、冷静に戻って、学習院によるこうした打ち消し発言の意味するところを探ってみたい。

 学習院の打ち消し発言は真と嘘の二通りが考えられる。そのおのおのに分けて、意味するところを探る。
 <真の場合>
 P1とかP3というのは、遺伝子組換実験を行うバイオ施設の安全性のカナメとなるべき「物理的封じ込め」の度合をしめす用語である。いわば基本のイロハであって、これを1段階もとびこえる形でP1をP3と言いまちがえるとは、ずいぶんいい加減な話だ。その上、その言いまちがえを取材の過程で訂正できずに発表されてしまうとは、ずいぶん間抜けな話だ。
 いい加減で間抜けとは危機管理能力がないということであり、このような組織に、たとえP1レベルではあっても遺伝子組換実験を行わせてよいものだろうか。否である。
 たとえ重篤な病をひきおこす恐れのある病原体をあつかわないP1レベルではあっても、遺伝子組換実験を行うからには、新たな病原体を生みだしてしまう可能性は常に存在する。危機管理能力のない学習院にはあまりにも高度でありすぎる作業とみなさざるをえない。P1をP3と言いまちがえて地域住民に説明するようなテイタラクでは、P1レベルではあっても遺伝子組換実験を行う資格はない。
 <嘘の場合>
 上品な学習院が悪辣非道の狡猾漢となって、言語道断だが、大いにありうる。第一に、学習院にはその動機がある。地域住民から反発をかい、雑誌にも取り上げられて、テイサイがわるいから、言いまちがえたことにして、鎮静化を図ろうというものとして。第二に、建設当初はP1施設でも後からたやすくP3施設に改造してしまう業務が医療機器メーカーによって提供されているから、これを利用する手もある。
 嘘も方便ということもあるが、しかし、この場合の嘘は深刻である。嘘で始まれば、ただちに野放しな遺伝子組換や事故隠しにつながる。嘘で始まる遺伝子組換は、目白学習院発の一大バイオハザード事件を首都圏一円にもたらしかねない。これはなんとしてでも防止しなければならない。

 いずれにせよ、真の場合のP1施設であろうが、嘘の場合のP3施設であろうが、近隣の住民にとってはいい迷惑である。実験棟は近隣のマンションからわずか26mしか離れていないという。緩衝地帯として設けるべき間隔としては、ケタが二つもちがう。こんな目と鼻の先の至近距離にバイオ施設を建てられたのでは、住民は安心して暮らせまい。しかも、建てる学習院の正体が、いい加減で間抜けなのか、悪辣非道の狡猾漢なのか、いまだに判然としないだけに、不安はいっそう募るばかりだろう。
 説明会の当夜、18:30~20:30の予定時刻をはるかに過ぎても、参加した住民の発言はやまなかった。その熱した言葉の一句一句には、自分と家族の生活をまもりぬこうとする堅い決意が感じられた。鎌倉・藤沢と目白をつなぐ便利なJR湘南新宿ラインの終電間際の電車に揺られながら、説明会に参加して本当によかったと思った。次回の説明会にも万難を排してぜひ参加したい。
 
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# by p3sisetu | 2008-04-27 11:38 | 出来事
「P3施設を考える会」 発足

武田薬品工業のP3施設について 相談会
4月20日(日)10:00~12:00  村岡公民館

参照:植木ゆう子市議 呼びかけ
http://uekiyuko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ccc3.html
先日の学習会には70人以上の市民が集まり、関心の高さをうかがわせました。
関心のある市民が中心になって、今後の進め方を相談する会を設けました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

話し合いの結果、
・周辺住民に安全な研究施設であってほしい。
・未知の研究に対する配慮を知りたい。
・企業を誘致した市や県の情報を知りたい。
・企業と市(住民)の協定を考えたい。

ということで、
多くの市議&市民に関心をもってほしいので、
学習会を企画します。

市議さんたちの動きに期待しつつ、
情報を共有するためにも、会をつくりました。

事務局長:木村 / 副:越川
事務局メンバー:井田、植木、木村、国分、鈴木、鈴木、宮崎、渡辺、


  ↓写真は村岡公民館の「ふじ」
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# by p3sisetu | 2008-04-20 20:34 | 会議

リンク

◆ バイオハザード予防市民センター
http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/

◆ 新井秀雄さん (バイオハザード予防市民センター 代表幹事)
    (元 国立感染症研究所 主任研究管)
     http://www.nih.go.jp/niid/

◆ 川本幸立さん(バイオハザード予防市民センター事務局長)
    (一級建築士)(県会議員・千葉ネット)
    http://www.k5.dion.ne.jp/~kawamoto/

◆ 学習院バイオ施設建設反対の会(目白の杜を守る会)
http://www1.suisui.ne.jp/~kingdom/index.html



◆ 植木ゆう子市議
http://uekiyuko.cocolog-nifty.com/blog/

◆ 山影冬彦の震撼武田事件
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/

◆ 「藤沢エコネット」(藤沢市環境運動市民連絡会議)
http://comcom.jca.apc.org/econet/



◆ 藤沢市
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/

◆ 鎌倉市
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/

◆ 神奈川県
http://www.pref.kanagawa.jp/


■ 武田薬品工業株式会社
http://www.takeda.co.jp/
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# by p3sisetu | 2008-04-20 20:20 | リンク
山影冬彦の
震撼武田薬品事件
 より
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/

 
 2008年2月、風光明媚な湘南の地にP3レベル遺伝子組換実験計画が浮上し、山影冬彦は腰をぬかしかけた。あな恐ろしや、なんと不粋な製薬会社か。
 目視不能の恐ろしい病原体が相手とあっては、三十六計逃げるに如かずと逃げ出すのが賢明だが、その前にささやかな抵抗を試みたのが、以下の腰抜け奮戦記である。
 及び腰ながら、神奈川県知事への「意見書」の提出から「公聴会」まで身がもてば、それでもうけものと心得る。
神奈川県知事への「意見書」は日本全国から誰でもだせる。提出期限の3月17日ははや過ぎた。「公聴会」の公述人には資格制限があるが、その開催は6月頃か。決定次第、ここに表示したい。
 義を見てせざるは勇なきなりという。意気に感ずる方のご支援を乞う。


<バイオリンク>

・バイオハザード予防市民センター
http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/index.htm

・学習院バイオ施設建設反対の会(目白の杜を守る会)
http://www1.suisui.ne.jp/~kingdom/index.html


武田事件・経過と今後の予定
         

県アセス条例上、住民による県知事への意見書の提出を終了。意見書への見解書を武田側が準備中。公聴会は見解書が出てから30日以降に開催予定。 経過のあらまし
・2008年2月の説明会にてP3遺伝子組換実験問題浮上。
・3月17日、県知事への意見書提出締切り。
・4月1日、5日、鎌倉と藤沢にて学習会開催、参加者多数。
・4月上旬、目白学習院近隣の住民との交流開始。
・4月12日、目白の会合に参加。


意見書の集約
[意見書提出者の同意の下、意見書集を掲示し、出版する。現在準備中につき、希望者募集中。]


意見書の開示
意見書は住所氏名以外は情報公開の対象で、開示請求したところ、25通提出され、そのうちP3実験室への危惧を表明したものが17通に達していた。詳細は学習会の折に報告する予定。


目白で学んだこと
目白の学習院の場合は、アセスメント法制の枠外の動きなので、同法制外での取組方における工夫を学んだ。


各種会合予定
〔各団体・地域で開催される会合の予定を掲示〕

*4月19日(土)13:30~、藤沢市民会館和室にて、「武田薬品新研究所建設学習会」、主催・藤沢エコネット

*4月20日(日)10時~12時、村岡公民館第2談話室にて、「今後の進め方等」、呼びかけ人・植木ゆう子藤沢市議会議員


武田「見解書」への対応
「見解書」の縦覧開始とともに検討の場を設ける。現在未提出。


公聴会への対応
開催月日・場所の掲示及び公述人の募集と相談。現在未定。武田「見解書」の縦覧期間30日を経てから開催。

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「意見書」の集約

意見書の文例。選択して作成。
(仮称)武田薬品工業株式会社新研究所建設事業

環境影響予測評価書案についての環境保全上の見地からの意見


1.『アエラ』(3月17日号)掲載の「学習院の時代錯誤」は、そのまま武田薬品新研究所建設計画にあてはまる。人口密集地に危険なP3レベル遺伝子組換実験室を設置するのは乱暴すぎる。即時中止を求める。

2.「遺伝子組換え生物を扱うことから、事業者は環境影響評価手続を通じて近隣住民へ十分な説明を行うこと」と県知事が要請したのに、武田薬品の説明はあまりにもぞんざいすぎる。説明会への案内チラシにはP3レベル遺伝子組換実験のことなどは一言も載せていない。これでは一種のだまし討ちだ。

3.P3レベル遺伝子組換実験で扱う病原体は、炭疽菌、腸チフス菌、エイズウイルス、鳥インフルエンザウイルス等で、毒性・感染性があるから「物理的封じ込め」に万全を期す必要がある。武田薬品は安全だと言うが、熟練した研究者でも「実験室感染事故」に合うことは、本庄重男・元国立予防衛生研究所長が『バイオハザード原論』で自己体験として証言している。

4.絶対安全をうたわれた原発で事故が多発し、事故隠しさえ横行している。絶対安全はありえない。武田薬品のP3の巻き添えを食う形での、健康被害や不動産価値の下落等による生活基盤の悪化は、ご免だ。

5.武田薬品はP3レベル遺伝子組換実験室へのバイオテロに対しては、対策を立てられないと認めた。そのようなものを人口密集地に設置するのは、大勢の者を巻き添えにする自殺行為だ。迷惑だからやめてほしい。

6.大規模震災時には液状化が懸念される用地にP3レベル遺伝子組換実験室を造るのは、活断層間近に建てて再起不能に陥った柏崎刈羽原発の例と酷似する。大惨事に到らない前に再考すべきだ。

7.「環境影響予測評価書案」は土壌汚染については工期のみ調査し、水質汚濁に到っては一切を調査の対象から外している。これには呆れた。こんなものは「環境影響評価」とはいえない。やり直すべきだ。

8.武田薬品は実験室系統の排水を浄化した上で、河川へ放流ではなく、公共下水道に流す計画である。これは汚染が生じた場合に原因究明を困難にする手であり、責任逃れを図るものだ。河川への放流に改めるべきだ。

9.成虫の蚊が「環境影響予測評価書案」には見当たらない。蚊が病原体を媒介するのは周知の事で、P3レベル遺伝子組換実験室には蚊の侵入防止策が必須だ。蚊に焦点をあて「環境影響予測評価書案」を再提出すべきだ。

10.どこにでも出没するゴキブリについて、P3レベル遺伝子組換実験室への侵入防止策を立てていないのは、あまりにも無防備すぎる。ゴキブリ対策なくしてP3レベル遺伝子組換実験室の安全対策はありえない。

11.かつて用地造成時に十二天遺跡を破壊して盛土の中に埋め込んだ事実を伏せ、文化財調査を省いたままで、武田薬品は工事計画を立てているが、遺跡を二度も蹂躙する行為で、許しがたい。地中レーダーで調査すべきだ。

12.実験材料となる犬や猿の死骸は新研究所内の焼却炉で焼却されるが、煙突が低すぎ、東の鎌倉側に隣接する高層マンションや病院にその死臭が留まる。人間の火葬場と同様、動物の火葬場にも、近隣住民への配慮が必要だ。
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# by p3sisetu | 2008-04-20 20:00 | 資料