バイオ施設を考える


by p3sisetu
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

<   2008年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

   目白学習院の実験棟は本当にP3施設でないのか?

「学習院大学自然科学研究棟(仮称) 近隣説明会」報告
4月25日(金)18:30~21:50 学習院創立百周年記念会館3F小講堂
報告者・木村
  
 説明会の冒頭、学習院側から、造る実験施設はP1レベルであり、P3レベルではない旨の打ち消し発言があった。2月の住民への説明の折に担当者の一人がP1をP3と言いまちがえて伝えたのが発端となって、記者による取材をいくどか受けながらも、『アエラ 3月17日号』の「学習院の時代錯誤」記事にまで発展してしまったもので、掲載記事については現在訂正を要求しているところだという。
 同記事を読み、目白の住民に同情を寄せ、遠方の湘南から駆けつけた者としては、狐につままれたような話で、学習院さん、それはないでしょう、という感慨をもったが、冷静に戻って、学習院によるこうした打ち消し発言の意味するところを探ってみたい。

 学習院の打ち消し発言は真と嘘の二通りが考えられる。そのおのおのに分けて、意味するところを探る。
 <真の場合>
 P1とかP3というのは、遺伝子組換実験を行うバイオ施設の安全性のカナメとなるべき「物理的封じ込め」の度合をしめす用語である。いわば基本のイロハであって、これを1段階もとびこえる形でP1をP3と言いまちがえるとは、ずいぶんいい加減な話だ。その上、その言いまちがえを取材の過程で訂正できずに発表されてしまうとは、ずいぶん間抜けな話だ。
 いい加減で間抜けとは危機管理能力がないということであり、このような組織に、たとえP1レベルではあっても遺伝子組換実験を行わせてよいものだろうか。否である。
 たとえ重篤な病をひきおこす恐れのある病原体をあつかわないP1レベルではあっても、遺伝子組換実験を行うからには、新たな病原体を生みだしてしまう可能性は常に存在する。危機管理能力のない学習院にはあまりにも高度でありすぎる作業とみなさざるをえない。P1をP3と言いまちがえて地域住民に説明するようなテイタラクでは、P1レベルではあっても遺伝子組換実験を行う資格はない。
 <嘘の場合>
 上品な学習院が悪辣非道の狡猾漢となって、言語道断だが、大いにありうる。第一に、学習院にはその動機がある。地域住民から反発をかい、雑誌にも取り上げられて、テイサイがわるいから、言いまちがえたことにして、鎮静化を図ろうというものとして。第二に、建設当初はP1施設でも後からたやすくP3施設に改造してしまう業務が医療機器メーカーによって提供されているから、これを利用する手もある。
 嘘も方便ということもあるが、しかし、この場合の嘘は深刻である。嘘で始まれば、ただちに野放しな遺伝子組換や事故隠しにつながる。嘘で始まる遺伝子組換は、目白学習院発の一大バイオハザード事件を首都圏一円にもたらしかねない。これはなんとしてでも防止しなければならない。

 いずれにせよ、真の場合のP1施設であろうが、嘘の場合のP3施設であろうが、近隣の住民にとってはいい迷惑である。実験棟は近隣のマンションからわずか26mしか離れていないという。緩衝地帯として設けるべき間隔としては、ケタが二つもちがう。こんな目と鼻の先の至近距離にバイオ施設を建てられたのでは、住民は安心して暮らせまい。しかも、建てる学習院の正体が、いい加減で間抜けなのか、悪辣非道の狡猾漢なのか、いまだに判然としないだけに、不安はいっそう募るばかりだろう。
 説明会の当夜、18:30~20:30の予定時刻をはるかに過ぎても、参加した住民の発言はやまなかった。その熱した言葉の一句一句には、自分と家族の生活をまもりぬこうとする堅い決意が感じられた。鎌倉・藤沢と目白をつなぐ便利なJR湘南新宿ラインの終電間際の電車に揺られながら、説明会に参加して本当によかったと思った。次回の説明会にも万難を排してぜひ参加したい。
 
[PR]
by p3sisetu | 2008-04-27 11:38 | 出来事
「P3施設を考える会」 発足

武田薬品工業のP3施設について 相談会
4月20日(日)10:00~12:00  村岡公民館

参照:植木ゆう子市議 呼びかけ
http://uekiyuko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_ccc3.html
先日の学習会には70人以上の市民が集まり、関心の高さをうかがわせました。
関心のある市民が中心になって、今後の進め方を相談する会を設けました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

話し合いの結果、
・周辺住民に安全な研究施設であってほしい。
・未知の研究に対する配慮を知りたい。
・企業を誘致した市や県の情報を知りたい。
・企業と市(住民)の協定を考えたい。

ということで、
多くの市議&市民に関心をもってほしいので、
学習会を企画します。

市議さんたちの動きに期待しつつ、
情報を共有するためにも、会をつくりました。

事務局長:木村 / 副:越川
事務局メンバー:井田、植木、木村、国分、鈴木、鈴木、宮崎、渡辺、


  ↓写真は村岡公民館の「ふじ」
f0160410_0483022.jpg

[PR]
by p3sisetu | 2008-04-20 20:34 | 会議

リンク

◆ バイオハザード予防市民センター
http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/

◆ 新井秀雄さん (バイオハザード予防市民センター 代表幹事)
    (元 国立感染症研究所 主任研究管)
     http://www.nih.go.jp/niid/

◆ 川本幸立さん(バイオハザード予防市民センター事務局長)
    (一級建築士)(県会議員・千葉ネット)
    http://www.k5.dion.ne.jp/~kawamoto/

◆ 学習院バイオ施設建設反対の会(目白の杜を守る会)
http://www1.suisui.ne.jp/~kingdom/index.html



◆ 植木ゆう子市議
http://uekiyuko.cocolog-nifty.com/blog/

◆ 山影冬彦の震撼武田事件
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/

◆ 「藤沢エコネット」(藤沢市環境運動市民連絡会議)
http://comcom.jca.apc.org/econet/



◆ 藤沢市
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/

◆ 鎌倉市
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/

◆ 神奈川県
http://www.pref.kanagawa.jp/


■ 武田薬品工業株式会社
http://www.takeda.co.jp/
[PR]
by p3sisetu | 2008-04-20 20:20 | リンク
山影冬彦の
震撼武田薬品事件
 より
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/

 
 2008年2月、風光明媚な湘南の地にP3レベル遺伝子組換実験計画が浮上し、山影冬彦は腰をぬかしかけた。あな恐ろしや、なんと不粋な製薬会社か。
 目視不能の恐ろしい病原体が相手とあっては、三十六計逃げるに如かずと逃げ出すのが賢明だが、その前にささやかな抵抗を試みたのが、以下の腰抜け奮戦記である。
 及び腰ながら、神奈川県知事への「意見書」の提出から「公聴会」まで身がもてば、それでもうけものと心得る。
神奈川県知事への「意見書」は日本全国から誰でもだせる。提出期限の3月17日ははや過ぎた。「公聴会」の公述人には資格制限があるが、その開催は6月頃か。決定次第、ここに表示したい。
 義を見てせざるは勇なきなりという。意気に感ずる方のご支援を乞う。


<バイオリンク>

・バイオハザード予防市民センター
http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/index.htm

・学習院バイオ施設建設反対の会(目白の杜を守る会)
http://www1.suisui.ne.jp/~kingdom/index.html


武田事件・経過と今後の予定
         

県アセス条例上、住民による県知事への意見書の提出を終了。意見書への見解書を武田側が準備中。公聴会は見解書が出てから30日以降に開催予定。 経過のあらまし
・2008年2月の説明会にてP3遺伝子組換実験問題浮上。
・3月17日、県知事への意見書提出締切り。
・4月1日、5日、鎌倉と藤沢にて学習会開催、参加者多数。
・4月上旬、目白学習院近隣の住民との交流開始。
・4月12日、目白の会合に参加。


意見書の集約
[意見書提出者の同意の下、意見書集を掲示し、出版する。現在準備中につき、希望者募集中。]


意見書の開示
意見書は住所氏名以外は情報公開の対象で、開示請求したところ、25通提出され、そのうちP3実験室への危惧を表明したものが17通に達していた。詳細は学習会の折に報告する予定。


目白で学んだこと
目白の学習院の場合は、アセスメント法制の枠外の動きなので、同法制外での取組方における工夫を学んだ。


各種会合予定
〔各団体・地域で開催される会合の予定を掲示〕

*4月19日(土)13:30~、藤沢市民会館和室にて、「武田薬品新研究所建設学習会」、主催・藤沢エコネット

*4月20日(日)10時~12時、村岡公民館第2談話室にて、「今後の進め方等」、呼びかけ人・植木ゆう子藤沢市議会議員


武田「見解書」への対応
「見解書」の縦覧開始とともに検討の場を設ける。現在未提出。


公聴会への対応
開催月日・場所の掲示及び公述人の募集と相談。現在未定。武田「見解書」の縦覧期間30日を経てから開催。

--------------------------------------------------------------------------------
「意見書」の集約

意見書の文例。選択して作成。
(仮称)武田薬品工業株式会社新研究所建設事業

環境影響予測評価書案についての環境保全上の見地からの意見


1.『アエラ』(3月17日号)掲載の「学習院の時代錯誤」は、そのまま武田薬品新研究所建設計画にあてはまる。人口密集地に危険なP3レベル遺伝子組換実験室を設置するのは乱暴すぎる。即時中止を求める。

2.「遺伝子組換え生物を扱うことから、事業者は環境影響評価手続を通じて近隣住民へ十分な説明を行うこと」と県知事が要請したのに、武田薬品の説明はあまりにもぞんざいすぎる。説明会への案内チラシにはP3レベル遺伝子組換実験のことなどは一言も載せていない。これでは一種のだまし討ちだ。

3.P3レベル遺伝子組換実験で扱う病原体は、炭疽菌、腸チフス菌、エイズウイルス、鳥インフルエンザウイルス等で、毒性・感染性があるから「物理的封じ込め」に万全を期す必要がある。武田薬品は安全だと言うが、熟練した研究者でも「実験室感染事故」に合うことは、本庄重男・元国立予防衛生研究所長が『バイオハザード原論』で自己体験として証言している。

4.絶対安全をうたわれた原発で事故が多発し、事故隠しさえ横行している。絶対安全はありえない。武田薬品のP3の巻き添えを食う形での、健康被害や不動産価値の下落等による生活基盤の悪化は、ご免だ。

5.武田薬品はP3レベル遺伝子組換実験室へのバイオテロに対しては、対策を立てられないと認めた。そのようなものを人口密集地に設置するのは、大勢の者を巻き添えにする自殺行為だ。迷惑だからやめてほしい。

6.大規模震災時には液状化が懸念される用地にP3レベル遺伝子組換実験室を造るのは、活断層間近に建てて再起不能に陥った柏崎刈羽原発の例と酷似する。大惨事に到らない前に再考すべきだ。

7.「環境影響予測評価書案」は土壌汚染については工期のみ調査し、水質汚濁に到っては一切を調査の対象から外している。これには呆れた。こんなものは「環境影響評価」とはいえない。やり直すべきだ。

8.武田薬品は実験室系統の排水を浄化した上で、河川へ放流ではなく、公共下水道に流す計画である。これは汚染が生じた場合に原因究明を困難にする手であり、責任逃れを図るものだ。河川への放流に改めるべきだ。

9.成虫の蚊が「環境影響予測評価書案」には見当たらない。蚊が病原体を媒介するのは周知の事で、P3レベル遺伝子組換実験室には蚊の侵入防止策が必須だ。蚊に焦点をあて「環境影響予測評価書案」を再提出すべきだ。

10.どこにでも出没するゴキブリについて、P3レベル遺伝子組換実験室への侵入防止策を立てていないのは、あまりにも無防備すぎる。ゴキブリ対策なくしてP3レベル遺伝子組換実験室の安全対策はありえない。

11.かつて用地造成時に十二天遺跡を破壊して盛土の中に埋め込んだ事実を伏せ、文化財調査を省いたままで、武田薬品は工事計画を立てているが、遺跡を二度も蹂躙する行為で、許しがたい。地中レーダーで調査すべきだ。

12.実験材料となる犬や猿の死骸は新研究所内の焼却炉で焼却されるが、煙突が低すぎ、東の鎌倉側に隣接する高層マンションや病院にその死臭が留まる。人間の火葬場と同様、動物の火葬場にも、近隣住民への配慮が必要だ。
[PR]
by p3sisetu | 2008-04-20 20:00 | 資料
武田薬品新研究所建設学習会

4月19日(土)13:30 市民会館 和室 資料代300円
問題提起 小林麻須男(藤沢エコネット環境影響部会)と研究者
      「汚染排出物処理からみる武田薬品研究所建設の危険性」
   http://www.cityfujisawa.ne.jp/~yamahiko/kobayasi14.html

※「藤沢エコネット」(藤沢市環境運動市民連絡会議) HPより
http://comcom.jca.apc.org/econet/


JR藤沢駅と大船駅の中間に武田薬品工業の巨大な新研究所が建設されようとしています。
4回の説明会が行われ洩れたら危険な実験施設を含むことが分かりました。

1. 市街地の近くに危険な実験棟をつくってよいでしょうか?
JR駅から近距離に、病原性や伝播性の強い微生物や遺伝子組み換え生物等の高度な拡散防止措置が必要なP3レベルの実験棟3棟、放射性同位元素を扱うRI実験棟3棟など危険度の高い実験棟建設。

2. 焼却炉2基からは排出ガス・ダイオキシンも発生!
焼却施設は、実験用器材、実験用動物死体など、有害細菌などが含まれている危険性の高い物質の焼却施設です。

3. 排水を公共下水道に流していいの!上水4500m3を使い、Ⅰ日2200M3もの排水が市の公共下水道に流れ込 む。その危険性は?

4 交通渋滞と大気汚染悪化はどうなるの? 1日900台の自動車出入りで浮遊粒子状物質、二酸化窒素の悪化、交通渋滞 が?
[PR]
by p3sisetu | 2008-04-19 22:15 | 学習

研究所のP3施設

私たちの街に、武田薬品工業の新研究所が建設されようとしています。
(JR藤沢駅と大船駅の中間 人口密集地)
近隣住民への説明会の場で、、「P3施設」 のことを知りました。

説明会に参加して聞いたけれど、、、よく分からなかった、、、

武田薬品工業の新研究所に建設されるP3施設の学習会
4月5日(土)13:30~
名店ビル6階 イベントホール

講師 新井秀雄さん(元国立感染研究所研究員)、
    川本幸立さん(バイオハザード予防市民センター事務局長)
    http://www.k5.dion.ne.jp/~kawamoto/

司会 植木ゆうこ市議
    http://uekiyuko.cocolog-nifty.com/blog/


参加していた超党派の市議さんたちに期待します。
f0160410_1518137.jpg


講師

新井秀雄
(バイオハザード予防市民センター 代表幹事)
(元 国立感染症研究所 主任研究管)
  http://www.nih.go.jp/niid/

川本幸立
(バイオハザード予防市民センター 事務局長)
(一級建築士)(県会議員・千葉ネット)
http://homepage2.nifty.com/bio-anzenken/

参照 上記HPより 
バイオ施設とは、 衛生研究所、大学医学部の研究所及び動物実験施設、製薬会社の研究所及び工場等を指します。
これらの施設には必ず「封じ込め施設」(P2またはP3実験室)という
人体にとって有害な病原体や遺伝子組み換え微生物や動植物を実験し、
放射性物質を扱う研究室が設置されています。

これらの実験施設は分かっているだけで全国に約千箇所、
実験室はその数倍の数千室あると思われます。
近くにこれらのバイオ施設がある方は、
このホームページをどのページからでも読んでみてください。
また、近隣に新しいバイオ施設の設置が計画されているという情報がありましたら
是非当センターにお知らせください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バイオテロ対策に名を借りた情報の国家秘密化、監視社会化、基本的人権の侵害に反対する

1. HIV、エボラウイルス、病原性大腸菌O-157、BSE(牛海綿状脳症)プリオン、鳥インフルエンザウイルス、SARSウイルス等、今、私たちはその由来や出現の理由が不明であり治療法も確立していない未知の病原体が次々と出現する時代に生きている。

2. SARS問題は、未知の病原体出現に関わる様々な問題を投げかけた。SARSウイルスが組換え操作による産物である可能性さえも指摘され、またWHOの制圧宣言後に各地で実験室感染が相次いだ。病原体やバイオテクノロジー関係の実験・検査をしている施設が新たな感染源となる可能性とともに、科学的根拠の欠如とリスク情報の非開示の中で、社会的パニックの発生、感染者等に対する差別や排除、患者の人権を無視した強制的隔離政策、などの問題の発生が案じられる。

BSE問題では、全頭検査見直しを巡って、米国政府や産業界からの圧力の下、いわゆる「リスク評価」の非科学的な側面や予防原則の軽視が、食の安全を求める消費者より強い批判を浴びている。

一方、この20年あまりの間、病原体を扱ったり遺伝子組換えを行う施設(以下、バイオ施設という)からのバイオハザード(生物災害)を危惧しバイオ施設の立地規制や実験差し止め、安全情報の開示を求める市民運動が全国各地で活発に行われてきた。

3. しかし、日本には未だこうしたバイオハザードに対する市民の不安を解消するシステムは整備されてはいない。「突発出現病原体の時代」と言われる今日、これらシステムの整備は緊急の課題である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[PR]
by p3sisetu | 2008-04-05 23:13 | 学習